NEXO “RS15”サブウーファを発売

ヒビノ株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：日比野晃久)は、NEXO(ネキソ)のサ ブウーファ“RS15”を、2008年1月29日より発売しています。RS15は「Ray Sub Technology」を導入し、難しいとされていた低域の指向性コントロールを実現した最新のサブウーファです。ひとつのキャビネットで無指向性と指向 性の使い分けができるうえ、設置方法も多様なので、現場にあわせた柔軟な対応が可能です。

RS15-C（カーペット仕様） ：￥577,500（本体価格￥550,000） RS15-P (ペイント仕様） ：￥630,000（本体価格￥600,000）

「RS15」は、NEXOの最新のスピーカ技術「Ray Sub Technology(レイ･サブ･テクノロジー)」を導入したサブウーファです。「Ray Sub Technology」は、音源間の位相制御を最適化することにより、難しいといわれていた低域の指向性コントロールを実現。専用のデジタルTDコント ローラでプログラムを選択することにより、ひとつのキャビネットで無指向性モードと指向性モードの使い分けを可能にしています。指向性モード時は、前方へ 出力される音圧を平均5dB増幅すると同時に、後方へ出力される音圧を平均15dB減衰させます。これにより、ステージ上に設置されたマイクロホンへのカ ブリを減らすとともに、客席における直接音対間接音比を増加させています。

RS15 を無指向性モードで使用する場合は、キャビネットの正面が客席を向く様に設置し、指向性モードで使用する場合は、側面が客席を向く様に設置します。また、 RS15は横置きだけでなく縦置きや垂直アレイを組むことも可能なので、現場で要求される条件に合わせた柔軟な対応ができます。垂直アレイでは、オプショ ンのバンパーに最大12キャビネットを連結でき、専用のデジタルTD コントローラによる主軸制御(Steered Array) も可能です。

RS15 は、15インチのドライバを2 つ搭載したバスレフ型。周波数特性は35Hz～100Hz。最大音圧レベルは、無指向性モードで139dB SPLを達成しています。NEXOのフルレンジスピーカ（GEOシリーズ、PSシリーズ、Alphaシリーズ）と一緒に使用し、中高域の音質を際立たせる 力強い低域を出力します。

RS15は、EtherSound^TMに対応した専用のデジタルTDコントローラとあわせて使用します。無指向性モードのみ制御可能なアナログTDコントローラも用意しており、システムの規模と用途、予算に合わせて選択できます。

※1 NX242 を使用した実測値
※2 NX242 のプリセットによる