JBL PROFESSIONAL “705P Powered”“708P Powered”を発売
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“705P Powered”“708P Powered”
比類ない再現力と力強いサウンドを備えた
極めてコンパクトなパワード・スタジオモニター
ヒビノ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比野晃久)は、JBL PROFESSIONAL (ジェービーエル プロフェッショナル)のパワード・スタジオモニター“705P Powered”“708P Powered”を2018年8月24日より発売いたします。705P Powered、708P Poweredは、持ち運びにも困らない極めてコンパクトなボディーに、JBLの独自技術と高品位なコンポーネントを凝縮。高解像度化が進む音源も精確にモニターできる比類ない再現力と、原音の生命力をありのままに描き出す力強いサウンドを獲得しています。
左「708P Powered」 右「705P Powered」 |
商品名 | 形式 | 低域ドライバー径 | 標準価格(本体) | 発売日 |
705P Powered | パワード2-Wayフルレンジ・ スタジオモニター |
5インチ | オープンプライス | 2018年8月24日 |
708P Powered | 8インチ |
705P Powered、708P Poweredは、比類ない再現力と力強いサウンドを獲得しながらも、極めてコンパクトなボディーを実現しています。特に705P Poweredは、幅152mm、高さ269mm、奥行き273mmと小さく、設置スペースの制約を受けずに好みの位置に配置できるうえ、スクリーン等を見ながら作業する際にも視線との干渉を最小限に抑えることが可能です。他のスタジオに持ち込む際の労力も大幅に軽減できます。また、ディレイやEQなどの信号処理機能を内蔵しているため、外部機器の設置スペースも抑えられます。
705P Powered、708P Poweredは、比類ない再現力を獲得しています。高域には、1インチ環状ポリマー製ダイヤフラムを搭載したコンプレッション・ドライバーを採用しました。ポリマー製のダイヤフラムは、一般的なチタンやアルミ製のダイヤフラムが持つ金属特有の響きがないうえ、軽量で入力信号に俊敏に反応するため、繊細な響きも極めて忠実に再生できます。制動性能にも優れているため分割振動が起きにくく、36kHz以上でも滑らかな特性を達成しました。さらに、環状ダイヤフラムは音への変換効率が高く、アンプの負荷が大幅に低減。リミッターが不要なため、高出力時もクリアで正確な音場を再現します。また、高域ドライバーが発した音は、最上位スタジオモニター「M2」のために開発したイメージコントロールウェーブガイドが先導し、クロスオーバー周波数まで極めて均一な特性を獲得しています。音像の再現に優れ、スピーカーの外側に延びるほどの広いステレオ音場を再生。中央の音像はこれまでになく明確になり、音場の奥行きや音像の大きさを的確に把握できます。細部の描写能力も高まり、高密度のミックスの中でも音源の微妙な変化や音場の空気感まで伝えます。リスニングポイントも広がり、スピーカーの軸外でも音質やバランスを正確に決定できます。
705P Powered、708P Poweredは、コンパクトなボディーからは想像できない、力強いサウンドを出力します。低域ドライバーには、2つのボイスコイルで駆動する独自のディファレンシャルドライブ方式を採用し、高出力と超低歪率を両立しました。パワーコンプレッションが少ないため、大音圧が連続しても音質の変化は最小限です。バスレフポートは、開口の両側に丸みを持たせた独自のスリップストリーム設計で、出力効率を上げながら乱流によるノイズを低減。量感のある低域を鮮明に描き出します。さらに、ドライバーの性能を最大限に引き出すため、クラスDのパワーアンプを新たに開発しました。高域と低域を各250Wでバイアンプ駆動し、規模の大きいスタジオにも余裕で対応します。
ディファレンシャルドライブ方式を採用した低域ドライバー |
スリップストリーム設計のバスレフポート |
705P Powered、708P Poweredは、持ち運びや設置に便利な機能を多数備えています。各ドライバーはグリルで保護されているため、移動時の衝撃による破損を防止できます。708P Poweredは側面にハンドルを装備しました。また、前面にバスレフポートを搭載しているため背面を壁に近接して設置可能。金具取付ポイントも装備し、壁や天井等への設置にも対応します。さらに、32bit/192kHzの高性能DSPを内蔵しており、状況に応じてEQやディレイを実行できます。EQには、設置環境などによる影響を補正する8バンドのROOM EQと、最終的な試聴環境やユーザーの好みに応じて使用するハイ/ローパスフィルターおよび4バンドのUSER EQを用意しています。ディレイには、スピーカー間のタイム・アラインメントを補正する最大18mSのSPEAKERディレイと、映像とのズレを補正する最大150mSのFRAMEディレイを用意しました。各項目の設定状態はプリセットとして本体に6個まで保存可能なため、セットアップが素早く簡単に行えます。
705P Powered、708P Poweredは、アナログ入力に加えてAES/EBUデジタル入力を装備。アナログ入力の感度は+4dBuと-10dBVから選択可能です。デジタル入力はサンプリングレートコンバーターを搭載しており44.1/ 48/ 88.2/ 96 / 176.4/ 192kHzの信号に対応します。デジタル・スルーアウト端子も搭載しました。前面には電源のON/OFF状態を示すLEDに加えて、システムの不具合や信号処理機能の動作状況を示すLEDも装備しています。背面には液晶ディスプレイと操作しやすいホイール式のコントローラーなどを配置し、各種設定が迅速に行えます。
705P Powered、708P Poweredには、より長く、より安心してご愛用いただけるよう2年間の長期保証が付属しています※。商品の詳細に関しましては、ヒビノ株式会社 ヒビノプロオーディオセールス Div.までお問い合わせください。
商品の詳細に関しましては、ヒビノ株式会社 ヒビノプロオーディオセールス Div.までお問い合わせください。
■お問い合わせ
お客様のお問い合わせ窓口 | TEL:03-5783-3110 | FAX:03-5783-3111 |
報道関係のお問い合わせ窓口 | TEL:03-5783-3114 | FAX:03-5783-3111 |
■背面パネル
※画像は705P Poweredですが、708P Poweredも同様です。
■仕様
705P Powered | 708P Powered | |||
周波数レンジ(-10dB) | 39Hz~36kHz | 35Hz~36kHz | ||
指向角度(水平×垂直) | 110゜×90゜ | 100゜×90゜ | ||
最大音圧レベル(1m、Cウェイト) | 107dB SPL(ピーク) | 114dB SPL(ピーク) | ||
ドライバー構成 | LF | 725G(5インチ(127mm)) | 728G(8インチ(203mm)) | |
HF | 2409H(1インチ(25mm)) | |||
クロスオーバー周波数 | 1,750Hz | 1,700Hz | ||
パワーアンプ | 250W×2、Class D | |||
アナログ入力 | 端子・形式 | XLR、バランス | ||
最大入力レベル (+4dBu) |
+23.3dBu | |||
デジタル入力 | 端子・形式 | XLR、AES/EBU | ||
サンプリングレート | 44.1 / 48 / 88.2 / 96 / 176.4 / 192kHz | |||
デジタル出力 (スルーアウト) |
端子・形式 | XLR、AES/EBU | ||
電源 | AC100V、50/60Hz | |||
消費電力(1/8出力、ピンクノイズ) | 50W | 65W | ||
寸法(W×H×D) | 152×269×273mm | 252×442×313mm | ||
質量 | 5.5kg | 15kg | ||
付属品 | 電源コード |