ヒビノ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:日比野晃久)は 2007 年 5 月 15 日より
JBL PROFESSIONAL(ジェイビーエル・プロフェッショナル)のスタジオモニタ・スピーカシステム“LSR4300
Series”を発売いたします。LSR4300 Series は、自動で音場を補正する「RMC」システムと独自の設計コンセプト「LSR
理論」を導入。部屋の形状にかかわらず、自然な音質と精緻な音像を描写する優れたモニタリング環境を提供します。
製品名 |
仕様 |
標準価格 |
本体価格 |
LSR4328P |
バイアンプ・スタジオモニタ・
スピーカシステム アクセサリキット*付属 |
(ペア)¥315,000 |
¥300,000 |
LSR4326P |
バイアンプ・スタジオモニタ・
スピーカシステム アクセサリキット*付属 |
(ペア)¥252,000 |
¥240,000 |
LSR4312SP |
パワード・サブウーファ |
¥199,500 |
¥190,000 |
*アクセサリキットの主な内容物: |
リモートコントローラ・CD-ROM・測定用マイクロホン・CAT6ケーブル(約7.3m)・USBケーブル(約4.8m)・単4型乾電池×2 |
|
LSR4300 Series は、自動音場補正システム「RMC(Room Mode
Correction)」を投入したスタジオモニタ・スピーカシステムです。RMC
は、それぞれのスピーカから出力された音をミックスポジションで計測・分析し、自動的に最適な音場に補正します。部屋の形状によって引き起こされる音響反
射や回り込みなど、低域特有の諸問題を克服。放送局やポストプロダクションなどの大規模な施設から小規模のスタジオまで、部屋の形状にかかわらず、正確に
モニタリングできる環境を作り出します。RMC
の実行は、付属の測定用マイクロホンをスピーカに接続してボタンを押すだけ。簡単な操作で、複雑な調整の必要はありません。
LSR4300 Series は、独自の設計コンセプト LSR(Linear
Spatial Reference)理論に基づき、トランスデューサやウェーブガイド、クロスオーバネットワークを根底から見直しています。LSR
理論では、スピーカを取り囲む球面上のポイントで再生音を測定し、リスナーが実際に聞き取る音を音響心理学を応用して計算。正確な音像定位と忠実な音質に
よる精度の高いモニタリングを実現しています。さらに、モニタリング作業が水平±
30°、垂直±
15°の範囲内で行われることに注目して、設計を最適化。軸上特性だけを考慮してきた従来の設計手法と比べ、より正確で安定したモニタリングを可能にして
います。
LSR4300 Series は、メインスピーカ 2 機種、サブウーファ 1 機種を用意しています。メインスピーカの
LSR4326P と LSR4328P は 150W/70W の 2-Way バイアンプ仕様で、それぞれ
6 インチウーファと 8 インチウーファを搭載しています。シンプルなステレオのモニタリングはもちろん、5.1
サラウンドをはじめとするマルチチャンネルにも対応可能。8 つのメインスピーカと 2 つのサブウーファまでのシステムを組むことができ、メインスピーカは
2 機種をどのように組み合わせても違和感のない自然な音質を出力します。サブウーファの LSR4312SP
は、450W のアンプを内蔵。メインチャンネルの低域増強はもちろん、5.1 サラウンドにおける LFE
にも対応。クロスオーバポイントも切り替えられます。
LSR4300 Series は、XLR のアナログ入出力端子の他、24bit、96kHz の AES/EBU
と S/PDIF デジタル入出力端子を標準装備。各入力端子に接続された 3 つの音源の切り替えも自由にできます。フロントパネルには、音量調整、ソロ/ミュート、EQ
の微調整などが実行可能なボタンを装備。システムの出力音圧を表示するメーターディスプレイには 3 色の
LED を配し、視覚的に美しいデザインに仕上がっています。スピーカの機能制御は、フロントパネルでの直接操作のほか、付属のリモートコントローラでも実行可能。また、CD-ROM
に入っている専用のソフトウエア「Control Center Software」で、ネットワーク接続している全てのスピーカのパラメータを
PC から制御できます。
※ Control Center Software は、Windows2000/XP, Mac OSX
に対応。JBL PROFESSIONAL のサイト(http://www.jblpro.com)からダウンロードも可能です。
■仕様
|
LSR4326P |
LSR4328P |
バイアンプ
スタジオモニタ・
スピーカシステム |
バイアンプ
スタジオモニタ・
スピーカシステム |
周波数特性(±1.5dB) |
55Hz~20kHz |
55Hz~20kHz |
最大音圧レベル(1m) |
106dB SPL |
106dB SPL |
ドライバ構成(LF/HF) |
159mm(436H)/25mm(431G) |
203mm(438H)/25mm(431G) |
パワーアンプ出力(LF/HF)
(<0.1%THD) |
150W/70W |
150W/70W |
アナログ入力コネクタ |
XLR×1/フォーンジャック×1 |
XLR×1/フォーンジャック×1 |
入力感度 |
+4dBu : 94dB SPL(1m)
-10dBV : 94dB SPL(1m) |
+4dBu : 94dB SPL(1m)
-10dBV : 94dB SPL(1m) |
ADコンバータ |
24bit,96kHz,
64×オーバーサンプリング |
24bit,96kHz,
64×オーバーサンプリング |
デジタル入出力コネクタ |
XLR : AES/EBU
RCA : S/PDIF |
XLR : AES/EBU
RCA : S/PDIF |
サンプリングレート(±3%) |
24bit,96kHz/88.2kHz/
48kHz/44.1kHz/32kHz |
24bit,96kHz/88.2kHz/
48kHz/44.1kHz/ 32kHz |
接続端子 |
1/8"フォーン(RMC専用マイク入力), USB,
RJ45(Harman HiQnet) |
1/8"フォーン(RMC専用マイク入力), USB,
RJ45(Harman HiQnet) |
寸法 |
236×387×262mm |
267×438×269mm |
質量 |
13kg |
15kg |
RMCフィルターレンジ |
73周波数(1/24oct),20~160Hz間,1~16の可変Q(1:バンド幅1.4oct、16:バンド幅1/11oct)、3~12dBアッテネーション |
73周波数(1/24oct),20~160Hz間,1~16の可変Q(1:バンド幅1.4oct、16:バンド幅1/11oct)、3~12dBアッテネーション |
LF EQ(工場出荷時) |
500Hzシェルビング,±2dB(1/4dB区切り)Control
Center Softwareから19.7Hz~1kHz間で137のポイント操作が可能 |
500Hzシェルビング,±2dB(1/4dB区切り)Control
Center Softwareから19.7Hz~1kHz間で137のポイント操作が可能 |
HF EQ(工場出荷時) |
2kHzシェルビング,±2dB(1/4dB区切り)Control
Center Softwareから1kHz~20.2kHz間で104のポイント操作が可能 |
2kHzシェルビング,±2dB(1/4dB区切り)Control
Center Softwareから1kHz~20.2kHz間で104のポイント操作が可能 |
|
LSR4312SP |
パワード・サブウーファ |
周波数特性(-6dB) |
27Hz~250Hz |
最大音圧レベル(1m) |
116dB SPL |
ドライバ構成(LF) |
300mm(432G) |
パワーアンプ出力(LF/HF)
(<0.1%THD) |
450W |
アナログ入出力コネクタ |
XLR×6 (L,C,R,LS,RS,LEF)
フォーンジャック×2 (L,R) |
入力感度 |
+4dBu : 94dB SPL(1m)
-10dBV : 94dB SPL(1m) |
ADコンバータ |
24bit,96kHz,
64×オーバーサンプリング |
デジタル入出力コネクタ |
XLR : AES/EBU
RCA : S/PDIF |
サンプリングレート(±3%) |
24bit,96kHz/88.2kHz/
48kHz/44.1kHz/32kHz |
接続端子 |
USB, RJ45(Harman HiQnet) |
寸法 |
406×502×489mm |
質量 |
29.5kg |
RMCフィルターレンジ |
73周波数(1/24oct),20~160Hz間,1~16の可変Q(1:バンド幅1.4oct、16:バンド幅1/11oct)、3~12dBアッテネーション
トリム:±9dB、0.25dB区切り
極性:0°、180° |
クロスオーバ |
50Hz/80Hz/120Hz |
LEFフィルター |
50Hz/80Hz/120Hz/NONE |
■お問い合わせ先
製品の詳細に付きましては、ヒビノ株式会社 ヒビノプロオーディオセールス Div.までお問い合わせください。
お客様のお問い合わせ窓口: |
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プロフェッショナル営業部
TEL: 03-5783-3110 FAX: 03-5783-3111 |
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報道関係のお問い合わせ先: |
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マーケティングチーム
TEL: 03-5783-3114 FAX: 03-5783-3111 | |