JBL PROFESSIONAL“VTX-A8”を発売
ここに掲載されている情報は、発表日現在のものです。 古い情報や、発売を終了した商品が掲載されていることがあります。 詳細はお問い合わせください。
“VTX-A8”
少ない労力であらゆる場所に最高品位のサウンドを届ける
コンパクトSR用ラインアレイ・スピーカー
ヒビノ株式会社(本社：東京都港区、代表取締役社長：日比野晃久)は、JBL PROFESSIONAL(ジェービーエル プロフェッショナル)のラインアレイ・スピーカー“VTX-A8”を2019年4月24日より発売いたします。VTX-A8は、SR用大型ラインアレイ「VTX-A12」の比類ない音響品質と効率的な運用を可能にする独自の機構を、軽量・コンパクトなボディーに収めました。豊富なアクセサリーにより様々な設置方法に対応できるうえ、屋外の過酷な環境にも耐える高い耐久性を備えており、あらゆる場所に最高品位のサウンドを届けます。
| 商品名 | 形式 | 標準価格(税抜) | 発売日 |
| VTX-A8 | 3-Wayフルレンジ ラインアレイ・スピーカー |
750,000円 | 2019年4月24日 |
VTX-A8は、あらゆる設置環境に対応します。最高水準の出力性能を獲得しながらも、幅761mm、質量30kgに抑えられており、設置条件の厳しい会場にも導入可能。水平110°の広いエリアに密度の濃いサウンドを出力できるため、フィル用スピーカーに頼ることなく単一のアレイで会場の隅々までカバーできます。また吊り金具には、上向きの設置にも対応する多機能なアレイフレームやコストを抑えたコンパクトなアレイフレーム、バトンに吊るためのクランプなどを用意。サブウーファー「VTX-B18」の上にスタックするためのプレートなど、床置きのオプションも充実しています。さらに、エンクロージャーに関する防塵と防水の程度についての保護等級(IEC60529) IP-55に適合し、屋外のイベント会場やスポーツ施設など、砂埃や風雨を直接浴びる過酷な環境でも活躍します※1/2。
 キャスター付き台車に |
 吊り上げるとキャビネット間の |
|
 角度の設定パネルと |
||
VTX-A8は、極めて効率的な運用が可能です。運搬には4本を連結したまま載せられるキャスター付き台車を使用。セットの天板を取り付けることで、移動時もキャビネット同士が接触しません。専用の保護カバーも用意しました。また、吊り作業は独自のオートロッキング機構により、わずか2ステップで完了します。キャスター付き台車上で4本が連結された状態のまま、希望の角度に対応した穴にピンを入れて吊るだけです。吊り上げるとキャビネット間の角度が正確に設定され、その状態がロックされます。角度は11段階(0.25/0.5/1/1.5
VTX-A8は、JBLの技術を結集した最先端のコンポーネントを搭載。高域から300Hzに至るまでの広大な帯域で水平110°の範囲に、均一で密度の濃い、高品位なサウンドを出力します。
「VTX-A12」と同じ「2423K」を2基搭載しました。精巧に作られたV字型環状ポリマー製ダイヤフラムは、色付けのない音質と優れた制動性能、低歪率を実現し、最高品位のサウンドを出力します。さらに、独自形状の出力口やフェーズプラグと高精度に一体化したウェーブガイドを採用。出力経路が大幅に短縮され、20kHz付近までフラットに伸びる特性が得られます。
 |
 |  |
||
| 高域ドライバー 「2423K」 |
独自形状の出力口 | フェーズプラグと 一体化したウェーブガイド |
| 中域ドライバー 新たに開発した3.5インチの「2163H」を4基搭載しました。高磁力のネオジム磁石を使用した磁気回路に、磁気歪みを大幅に低減するアルミショートリングと銅キャップを組み合わせ、大出力と優れた再現性能を両立しています。背面に冷却用の穴を設けることで放熱性能も大幅に向上しました。 |
 中域ドライバー |
|
| 低域ドライバー 新開発の8インチ・ドライバー「258J」を2基搭載しています。1つの磁気回路で2つのボイスコイルを駆動する独自のディファレンシャル・ドライブ方式を採用。均一なインピーダンス特性が得られるため、耐入力が増加し周波数特性が向上しました。背面のポートやフィンにより、冷却性能もアップしています。 |
 低域ドライバー |
|
| ウェーブガイド 「VTX-A12」と同様、改良版のRBIウェーブガイドを搭載。中/高域ドライバーの放射音を滑らかに統合する役割はそのままに、放射性能を高めました。低域ドライバーを覆うように伸びた形状は、中域ドライバーの音の回折を防ぐとともに、裏側の窪みにより低域ドライバーの特性も向上。高調波歪が大幅に低減しました。 |
 RBIウェーブガイド |
VTX-A8は、JBL製専用パワーアンプと組み合わせて最高の性能を発揮します。パワーアンプに内蔵されたプリセットデータを使用することで、音質だけでなくシステムを保護するリミッター設定も含めた最適な環境で運用ができます。また、3-Way構成でありながら中高域には高品位なネットワークを内蔵し、バイアンプ駆動で動作。サウンドの質を保ちつつパワーアンプの台数を削減でき、システムの簡素化とコストの削減を実現しました。
サブウーファー
「VTX-B18」
VTX-A8との組み合わせに最適なサブウーファー「VTX-B18」を用意しました。2つの磁気回路で2つのボイスコイルを駆動する第4世代のディファレンシャル・ドライブ方式を採用した、18インチ・ドライバー「2288H」を新たに開発。高感度で優れたパワーハンドリングを実現するとともに、強力な制動力により音量が変化してもほぼ周波数特性が変わりません。25Hzまで均一に伸びる優れた特性を獲得しています。バスレフポートは、開口の両側に丸みを持たせた独自のスリップストリーム設計で、出力効率を上げながら乱流によるノイズを低減。量感のある低域を鮮明に描き出します。さらに、複数台を組み合わせることでカーディオイドの指向性を持たせることも可能です。設置性能にも優れており、VTX-A8と一緒に吊ることはもちろん、上にVTX-A8をグラウンドスタックすることもできます。IP-55に適合しているため、砂埃や風雨を直接浴びる過酷な環境でも活躍が可能です※1/2。
VTX-A8は、より長く、より安心してご愛用いただけるよう2年間の長期保証が付属しています※3。商品の詳細に関しましては、ヒビノ株式会社 ヒビノプロオーディオセールス Div.までお問い合わせください。
■お問い合わせ
| お客様のお問い合わせ窓口 | TEL：03-5783-3110 | FAX：03-5783-3111 |
| 報道関係のお問い合わせ窓口 | TEL：03-5783-3114 | FAX：03-5783-3111 |
■仕様
| 周波数レンジ(－10dB) | 50Hz～20kHz | |
| 指向角度(－6dB) | 水平 | 110°(300Hz～18kHz) |
| 垂直 | アレイ構成による | |
| 最大音圧レベル | 140dB | |
| 公称インピーダンス | LF | 8Ω |
| MF/HF | 8Ω | |
| 許容入力※ | LF | 400W |
| MF/HF | 150W | |
| ドライバー構成 | LF | 258J(8インチ(203mm))×2 |
| MF | 2163H(3.5インチ(89mm))×4 | |
| HF | 2423K(2インチ(51mm))×2 | |
| 端子 | 4Pスピコン×2 | |
| エンクロージャー | 15/18mm合板、Duraflex仕上げ | |
| 寸法(W×H×D) | 761×225×375mm(除突起部) | |
| 質量 | 30kg | |
■オプション
※他のオプションは順次発売予定です。
VTX-B18…………標準価格(税抜) 500,000円 |
| 周波数レンジ(－10dB) | 25～100Hz |
| 最大音圧レベル | 138dB |
| 公称インピーダンス | 8Ω |
| 許容入力※ | 1,500W |
| ドライバー構成 | 2288H(18インチ(457mm)) |
| 端子 | 4Pスピコン(前面×2、背面×2) |
| エンクロージャー | 15/18mm合板、Duraflex仕上げ |
| 寸法(W×H×D) | 761×546×735mm(除突起部) |
| 質量 | 61kg |
アレイフレーム
VTX-A8-AF…………標準価格(税抜) 350,000円
最大24本のVTX-A8や最大16本のVTX-B18をフライング。エクステンションバー「VTX-A8-AF-EB」×1が付属。エクステンションバーは3本まで接続でき、1～6点吊りに対応。2本までのエクステンションバーを連結してコンパクトに収納可能。
