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Soundcraft“LX7 II”ライブSR用コンソールを発表

2005年1月11日
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Soundcraft“LX7 II”

優れた音響性能を高いコストパフォーマンスで実現した
ライブSR用コンソール

Soundcraft(サウンドクラフト:イギリス)はこのたび、中小規模のライブ・パフォーマンスに最適なミキシング・コンソール“LX7 II(エル・エックス・セブン・ツー)”を発表いたしました。LX7 IIは音質に関わる重要な回路やパーツを徹底的に磨き上げ、妥協のない優れた音響性能を獲得。ライブ・サウンドのクオリティを飛躍的に高めます。

Soundcraft“LX7 II”

LX7 IIは音質の要となる回路構成やパーツを磨き上げ、優れた音響性能を獲得しています。新たに開発されたヘッドアンプは、高入力インピーダンスと低雑音を達 成し原音を極めて忠実に再現。また、各入力チャンネルに搭載されたパラメトリック・イコライザはブレのない極めて正確なコントロールを実現し、微細な音質 調整から大胆なサウンドメイクまで多彩な音作りが可能です。さらに、イコライザにはイコライジング前後の音質を簡単に比較できるON/OFFスイッチも装 備しています。

LX7 IIはライブ・シーンの様々な要求に応える多彩な出力機能を備えています。中小規模の会場に十分対応する、MIX L/R、C(MONO)、4グループ、6AUXの豊富な出力系統を装備。1~4AUXは2系統ごとにプリ/ポストフェーダに切り替えられ、エフェクタの接 続やモニタへの出力など、状況に応じた設定が行えます。さらに、モノラル入力チャンネルに備えられたダイレクトアウト(16chモデル:1~8ch、 24chモデル:1~16ch)も用途に合わせてプリ/ポストフェーダの切り替えが可能です。

LX7 IIにはミキシング作業をサポートする、様々な機能が装備されています。ほとんどの入出力信号はスイッチ1つでそれぞれ個別に検聴が可能。視認性の高い3 系統、12セグメントのLEDメータも備えています。また、全てのフェーダは100mmのロングストロークでミックスバランスや出力レベルの微細な調整が 可能です。さらに、トークバックマイクを装備しており、ステージとのやりとりがスムーズに行えます。

LX7 IIは16/24chモデルから選択でき、2系統のステレオ入力と2系統のステレオリターンを装備しています。フレームには過酷な使用状況にも十分耐える鋼鉄製のシャーシを採用。常に安定した電力を供給する電源ユニットを本体に内蔵しています。

LX7 IIは、2005年1月17日より販売を開始いたします。製品の詳細に関しましては、ヒビノ株式会社 ヒビノAVCセールスDiv. までお問い合わせください。

■標準価格

LX7 II 16chモデル \304,500(本体価格\290,000)
LX7 II 24chモデル \388,500(本体価格\370,000)

■仕様

周波数特性 20Hz~20kHz(+0/-1dB)
マイク等価入力ノイズ -128dBu以下(22Hz~22kHz、150Ωソース)
THD + N 0.008%以下(+10dBu、1kHz)
最大信号レベル マイク入力 +15dBu
ライン入力 +30dBu
ステレオ入力 +20dBu
インピーダンス マイク入力 2kΩ
ライン入力 10kΩ以上
イコライザ(モノ入力) HF 13kHz、±15dB、シェルビング
HI-MID 550Hz~13kHz、±15dB、ピーキング
LO-MID 80Hz~1.9kHz、±15dB、ピーキング
LF 80Hz、±15dB、シェルビング
ハイパスフィルタ 100Hz、18dB/oct
電源 AC100V、50/60Hz
寸法・重量 16chモデル 653(W)×174(H:つまみ・フェーダ 除く)×503 (D)mm、18.2kg
24chモデル 856(W)×174(H:つまみ・フェーダ除く)×503 (D)mm、21.8kg