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K371-Y3

本製品は、取扱完了品です。
AKG K371-Y3

ヘッドホン

K371-Y3

クラスを凌駕する再現力と高いポータビリティーを提供する
密閉型スタジオヘッドホンの3年保証モデル。

K371-Y3使用上のご注意
左右のイヤーカップを22cm以上広げないでください。これ以上広げるとヘッドバンドが破損する可能性があります。


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● 【商品レビュー】

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特長

  • 大口径50mmドライバーを搭載し、ヘッドホンとは思えない輪郭のある低域を出力。さらに、密閉性の高い低反発素材のイヤーパッドが出力音を余すことなく鼓膜に届けるため、原音の迫力を忠実に再現可能。低域の再生帯域は5Hzを達成。
  • ダイヤフラムにチタンコーティングを施し、優れた制動性能を獲得。中高域の再現性能が大幅に向上し、まるで目の前で演奏を聴いているかのようなリアルなサウンドを提供。再生帯域は40kHzまで伸び、数ランク上の上位機種に匹敵。
  • AKGプロフェッショナル・ヘッドホンでは初のコンパクトな楕円形イヤーカップを採用。高い音響品質はそのままに、大幅な小型化を実現。
  • イヤーカップは回転させてヘッドバンドの内側に収納可能。極めてコンパクトに折りたためるうえ、重さも軽量なため、持ち運びに便利。携帯に便利な1.2mの短いストレートケーブルやAKGのロゴ入りキャリングポーチも付属。
  • 上下左右に自在に可動するイヤーカップと厚みのあるイヤーパットが、側頭部に掛かる圧力を均一に分散。長時間のモニタリングでも快適な着け心地を維持。
  • ヘッドバンドは、内側にクッション素材を用いて頭頂部への圧迫を軽減。バンドの長さはスライド式アジャスターで11 段階に調整できるため、最適な位置に固定可能。
  • ヘッドバンドやヒンジに金属製のパーツを使用し、優れた耐久性を確保。

 

仕様

構造 密閉型
感度(1kHz) 99dB SPL/mW
再生周波数帯域 5Hz~40kHz
インピーダンス 32Ω
イヤーパッド アラウンドイヤー、着脱式、合皮製
入力コネクター 3.5mmステレオ・ミニプラグ(金メッキ)
ケーブル 着脱式、片出し
質量 256g(除ケーブル)
付属品 ヘッドホンケーブル(1.2mストレート、OFC)、
EK300(ヘッドホンケーブル(3m ストレート、OFC))、
ヘッドホンケーブル(3m カールコード、OFC)、
標準プラグアダプター(ねじ固定式、金メッキ)、 キャリングポーチ
※オプションの交換用イヤーパッドについてはお問い合わせください。


取扱店

■店頭展示店

北海道・東北 | 関東 | 東海 | 甲信越・北陸 | 近畿 | 中国・四国 | 九州・沖縄
北海道・東北
店舗名
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ヨドバシカメラ マルチメディア札幌 北海道札幌市北区北6条西5-1-22
TEL:011-707-1010
ヨドバシカメラ マルチメディア仙台 宮城県仙台市宮城野区榴岡1丁目2番13号
TEL:022-295-1010
関東
店舗名
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ヨドバシカメラ マルチメディア宇都宮 栃木県宇都宮市駅前通り1-4-6 宇都宮西口ビル
TEL:028-616-1010
ヨドバシカメラ マルチメディアさいたま新都心駅前店 埼玉県さいたま市大宮区吉敷町4-263-6
TEL:048-645-1010
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TEL:03-3256-1701
ビックカメラ 池袋本店 東京都豊島区東池袋1-41-5
ビックカメラ 有楽町店 東京都千代田区有楽町1-11-1
TEL:03-5221-1111
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TEL:03-5312-1111
ビックカメラ 新宿西口店 東京都新宿区西新宿1-5-1 新宿西口ハルク 3F
TEL:03-5326-1111
フジヤエービック Part3 東京都中野区中野5-52-15 中野ブロードウェイ 3F
TEL:03-3386-5956
ヨドバシカメラ 新宿西口本店 東京都新宿区西新宿1-11-1
TEL:03-3346-1010
ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba 東京都千代田区神田花岡町1-1
TEL:03-5209-1010
ヨドバシカメラ マルチメディア町田 東京都町田市原町田1-1-11
TEL:042-721-1010
ヨドバシカメラ マルチメディア吉祥寺 東京都武蔵野市吉祥寺本町1-19-1
TEL:0422-29-1010
ヨドバシカメラ マルチメディア横浜 神奈川県横浜市西区北幸1-2-7
TEL:045-313-1010
東海
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TEL:052-459-1111
ヨドバシカメラ マルチメディア名古屋松坂屋店 愛知県名古屋市 中区栄3-16-1
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ヨドバシカメラ マルチメディア京都 京都府京都市下京区京都駅前 京都タワー横
TEL:075-351-1010
ビックカメラ なんば店 大阪府大阪市中央区千日前2-10-1
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ヨドバシカメラ マルチメディア梅田 大阪府大阪市北区大深町1-1
TEL:06-4802-1010
九州・沖縄
店舗名
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住所
ヨドバシカメラ マルチメディア博多 福岡県福岡市博多区博多駅中央街6-12
TEL:092-471-1010


■オンライン販売ページ

  • Amazonamazon
  • e☆イヤホン自社サイト
  • ビックカメラ自社サイト楽天市場
  • フジヤエービック自社サイト
  • ヨドバシカメラ自社サイト

 

商品レビュー

■レビュー記事

AKGモニターヘッドホンのニューモデルということで事前の期待も高かったが、試してみるとその「モニターヘッドホンらしさ」に感心させられた。僕の仕事は主にオーディオ周りのライターだが、楽器演奏の趣味もある。このモデルは僕のそちら側に強くヒットしたのだ。

例えばオーディオ的には音の配置の奥行き感も大切だが、演奏モニターとしては聴きたい音がしっかり前にあってくれた方が嬉しい場合も多い。音をやや大柄にして前に押し出して描き出してくれるこのモデルのサウンドはまさにそういうものだ。パワフルで太い音調でもあるので、エレクトリックベースとの相性は特に良い。アンプやアンプシミュレーターのヘッドホン出力の音質も向上している現在、特に自宅練習ではヘッドホンは極めて有用。耳元で聴こえる分タッチニュアンスなどは厳しいほど明瞭になるという点でも練習になる。こういったクオリティのモニターヘッドホンを組み合わせればなおさらだろう。

使い勝手の面でも頑丈そうなMini-XLRリケーブル端子を採用し、3mカール、3mストレート、1.2mストレートと3種類のケーブルが標準付属。折り畳み機構と合わせて様々なシーンで活用できそうなこのモデル。「モニターヘッドホンらしいモニターヘッドホン」を求めている方はチェックしてみてほしい。

 

高橋敦氏
高橋敦

ライター。ポータブルやデスクトップなどのパーソナルオーディオ分野を中心に、エレクトリックギター、家電などの記事も担当。趣味も仕事も文章作成。


AKGのもうひとつの貌(かお)、プロフェッショナルライン。一般ユーザー向けのコンシューマーラインとはコンセプトが異なり、ミュージシャンやエンジニアに正確な音を届けることが使命だ。そのプロフェッショナルラインに連なるモニター・スタジオヘッドホンの最新モデルが、本機「K371-Y3」である。

最大の特長は、楕円形のイヤーカップ。AKGといえば円形を連想してしまうが、携帯性を考慮してのことだろう。コンパクトながら耳全体を覆うアラウンドイヤータイプで上下左右に可動し、180度回転させればヘッドバンドの内側に格納できる。ほどよい側圧で装着感は上々、イヤーパッドに採用した低反発素材の効果か、密閉性がありつつも2時間ほど続けて聴いても痛くならない。スライド式アジャスターで11段階に調整できるバンドもうれしい。

その音は、解像感とキレ味の鋭さが印象的。モニターヘッドホンだけあって各帯域はニュートラルな傾向だが、緻密でスピード感があり、広々とした音場を描き出す。チタニウムコーティングが施された50ミリ径ドライバーはレスポンスが鋭く、モニターヘッドホンらしい精緻さ・正確さを踏まえつつ、それでいてドライすぎない。一般的なオーディオリスニングに用いても聴き疲れない、実直でありつつも軽快なサウンドキャラクターだ。

 

海上忍氏
海上忍

IT/AVコラムニスト。UNIX系OSやスマートフォンに関する連載・著作多数。テクニカルな記事を手がける一方、エントリ層向けの柔らかいコラムも好み執筆する。オーディオ&ビジュアル方面では、OSおよびWeb開発方面の情報収集力を活かした製品プラットフォームの動向分析や、Bluetoothなどワイヤレス分野の取材が得意。2012年よりAV機器アワード「VGP」審査員。

Twitter: https://twitter.com/u_shinobu


創立から70周年を超えて、さらに成長を続けるAKGの新しい基準になりそうなモニターヘッドホンが誕生した。

オーストリアのAKGといえば、米国の栄えあるグラミー・アワードを受賞したプロフェッショナル向けの音響機器があまりにも有名だ。世界の第一線で活躍するスタジオエンジニアやミュージシャンから絶対的な支持を得るツールの中に、音楽の制作現場で使われるモニターヘッドホンもある。本機はシビアな音楽制作の現場で使われることもあるだろうし、もちろん一般の音楽ファンがリスニング用のヘッドホンとしても愛用できる華やかさを持っている。

ピュアで透明、余計な色づけのないサウンドはモニターヘッドホンとしてのアイデンティティを感じさせるキャラクターだが、一方でいまの力感あふれる音楽をダイナミックに描く大胆さも兼ね備えている。私は普段はロックやポップス、ジャズまで流行の音楽はジャンルを問わず何でも聴く雑食家だが、どんな音楽を聴いている時も一様に、手を伸ばせばすぐに触れられそうな距離まで音楽がグンと迫ってくる生々しさを感じた。使い込むほど、この音にのめり込んでしまう。

本体の質量が256gと軽く、イヤーカップをクルッと180度回転させると付属のポーチにもコンパクトに入る。先日飛行機で旅する機会にも持ち出してみたが、装着感が心地よく遮音性能も高いので、長時間の映画も疲れずに観られた。きっとこれから本機とは長い付き合いになるだろう。

 

山本敦氏
山本敦

ジャーナリスト兼ライター。オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。堪能な英語と仏語を活かしながら、海外で開催されるイベントの取材、ヘッドホンブランドの開発担当者インタビューも数多くこなしている。


日頃からイヤホン・ヘッドホンの音質レビューを手掛けていると僕にとって、スタジオヘッドホンは本来のあるべき理想の音を、揺らぎなく持つためのリファレンス。そんななかで、登場したAKG「K371-Y3」は大口径50mmドライバーを搭載し、40kHzまでのハイレゾの帯域をカバーする最新の密閉型スタジオヘッドホンだ。

AKG「K371-Y3」で鳴らす宇多田ヒカルの『あなた』。その音を聴いて、改めて楽曲の秘めていた情感の素晴らしさに気付かされた。歌声のその揺らぎさえ音楽の一部として捉えるような表現、ピアノの音の響きまで情感たっぷりに伝えるニュアンスの表現、冴え渡るシンバルのキレに、オーケストラの壮大さとセパレーション。ハンドクラップの音が拡散していく余韻までも描かれる。僕は数年前から開放型の「K712 PRO」を音質ファレンスをして、ダイレクトに飛び込む音を聴く事を理想と捉えてきた。だが、密閉型AKG「K371-Y3」を聴くと、密閉型でしか到達できない表現の世界に気づかされる。

リスナーの多くが密閉型ヘッドホンやイヤホンで音楽を聴く今の時代、AKG「K371-Y3」は表現の新基準に相応しい逸品だ。

 

折原一也氏
折原一也

専門誌やWEBでイヤホン・ヘッドホンのレビューを多数手掛けるオーディオ・ビジュアルライター。高級ポータブルオーディオから、ワイヤレスイヤホン・ヘッドホンまで年間100機種以上を試聴している。

Twitter:https://twitter.com/oriharakazuya



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