Si Impactは、定評ある「Si Performer」「Si Expression」の優れた操作性や妥協のないサウンドを受け継ぎながらも、多彩な入出力端子を備えたコンパクトなデジタル・ミキサーです。ステージボックスと接続するためのMADI端子や、PCと接続してマルチトラックの録音/再生を行うためのUSB端子を標準で装備しており、様々なシーンで活躍します。
Si Impactとの組み合わせに最適なコストパフォーマンスに優れたステージボックスもご用意しています。くわしくはこちら


入出力

バス
※1 ステージボックスを使用してモノラル入力を64chに拡張し、4ステレオライン入力および4FXリターンをそれぞれ8chとカウントした場合の合計値。ファームウェアV2.0以降より対応。それ以前のファームウェアは40chまで。
※2 オプションカードを装着した場合、最大32chのオーディオ信号を送受信可能。
※3 14モノラルAUXのうち6モノラルAUXは6ステレオAUXに切り替えが可能。
※4 4モノラル・マトリクスは4ステレオ・マトリクスに切り替えが可能。
※1 入出力は固定です。MADIインターフェースも変更できません。
※2 Si Impactに搭載されているMADI-USBカードのMADI端子は1系統です。リダンダント機能を利用するためには、2系統のMADI端子を備えたMADIカードが別途必要です。
※1 MADI端子とUSB端子の入出力信号の設定は内部のDIPスイッチで行います。MADI端子を使用して64chの信号を受信する場合、USB端子から信号は受信できません。USB端子から32chの信号を受信する場合、MADI端子から受信できる信号は32chに制限されます。送信は、MADI端子64ch、USB端子32chで固定です。
※2 USB端子を使用してWindows PCと接続する場合は、PCに専用のオーディオ・ドライバーをインストールする必要があります。Mac PCはドライバーは必要ありません。
※3 マルチトラックの録音/再生を行うためには、PCにサードパーティのオーディオ・ドライバーの使用を可能にするデジタル・オーディオ・ワークステーション(DAW)をインストールする必要があります。
TOTEMスイッチをONにすると、サーフェイスが以下のように再構築されます

リンクされたモノラル入力のチャンネルフェーダー

ステレオライン入力のチャンネルフェーダー

AUXバスへのセンドフェーダーやAUXバスのマスターフェーダー(プリ)

AUXバスへのセンドフェーダーやAUXバスのマスターフェーダー(ポスト)

マトリクスバスへのセンドフェーダーやマトリクスバスのマスターフェーダー

FXバスへのセンドフェーダーやFXバス出力のフェーダー、FXリターンフェーダー

グラフィックイコライザー・モードのフェーダー

VCAフェーダー
機能の一つ一つに物理的なスイッチが搭載されているアナログ・ミキサーのように、各機能のON/OFF状態を一度に確認したり、変更したりできるインタロゲート機能を搭載しています。例えば、HPフィルターのON/OFFスイッチを長押しすると、HPフィルターがONになっているチャンネルのSELスイッチが全て点灯し、複数のチャンネルの設定状態を一度に確認できます。またその状態からON/OFFを切り替えることも可能です。
Si Impactをワイヤレスで制御するための携帯端末用アプリケーション「ViSi Remote」「ViSi Listen」、設定やショーデータの編集をWindows PC上で行えるオフライン・ソフトウェア「Si Offline」を用意しており、操作性や利便性が大幅に向上しました。詳細はこちらを参照してください。
14モノラルAUXのうち6モノラルAUXは6ステレオAUXに切り替えが可能。AUXバスへの出力はチャンネルごとにプリ/ポストの切り替えができ、用途に合わせて柔軟な設定が行えます。4モノラル・マトリクスも4ステレオ・マトリクスに切り替えが可能です。
入力、バス出力、VCAを任意のチャンネルフェーダーに割り当てることができます。これにより、使用頻度の高い機能を1つのフェーダーレイヤーにまとめることができ、操作性が大幅に向上しました。また、非常に柔軟性の高いパッチシステムを備えており、全ての入力信号をそれぞれ任意のチャンネルに送ることや、全てのバスの信号をそれぞれ任意の出力端子に送ることが可能です。この2つの機能を組み合わせることで、信号を自在にコントロールできます。

チャンネルフェーダーへの割り当て設定画面(左)、バスの出力パッチ設定画面(右)
チャンネル間やバス間、エフェクト・プロセッサー間で、ほぼ全てのオーディオパラメーターを素早く簡単にコピー/ペーストできます。ペーストする項目はそれぞれ個別にON/OFFが可能で、調整に掛かる時間を大幅に短縮できます。
設定した内容を保存する手段として、キューとショーの2つの機能を用意しています。キューは、基本的にオーディオパラメーターの設定のみが保存されるため、シーンチェンジやスナップショットとして使用できます。ショーは、オーディオパラメーターの設定はもちろん、キューや一部の基本設定も保存できるので、演目の変更の際に便利です。ショーデータは内蔵メモリーに保存でき、簡単に呼び出すことができます。さらに、USBメモリーを使用すれば他のSi Impactで同じショーデータを簡単に再現できます。

キューリスト(左)、ショーの設定画面(右)
各機能のロック/アンロックの状態をユーザーごとに設定できます。設定の変更やユーザーの切り替えにはパスワードが必要で、不用意な操作による設定の変更を防止できます。

ロック/アンロックの設定画面
SR用ミキサーで高い評価を得ているSoundcraftと、放送局用ミキサーで絶大な信頼を獲得しているSTUDERが共同開発したDSPを使用。音声信号の処理能力を磨き上げ、妥協のない音質と高い信頼性を獲得しています。

4系統のLexicon PRO製高品位エフェクト・プロセッサーを装備。各プロセッサーは専用のバスを備えており、全てのチャンネルの信号を自由に送ることができます。また、処理後の信号はFXリターンとしてチャンネルフェーダーに立ち上がるため、LRバスやMONO(CENTER)バスはもちろんAUXバスにも出力可能です。エフェクターは、世界中で愛用されているステレオリバーブ14種類を始めとして、ディレイ7種類、エフェクト8種類(コーラス、フランジャー、フェイザー等)の合計29種類を搭載。ディレイタイムを手動で変更できるTAPスイッチも装備しました。
SoundcraftライブSR用デジタル・ミキサーのハイエンドモデル「Vi1」譲りの高品位プリアンプを採用。原音の魅力を余すことなく引き出し、温かみのあるブリティッシュサウンドを出力します。
全出力バスには、定評あるBSS AUDIO製の28バンド・グラフィックイコライザーを装備。バスごとに個別に搭載しているため、必要に応じてすぐに使用可能です。

ACSエリアのコンプレッサーはdbx製で、原音の響きを損なうことなく思いのままに信号を制御できます。また、Soundcraft製の高性能4バンド・パラメトリックイコライザーを搭載し、微細な調整が可能です。高域と低域はシェルビングとピーキングの両方が利用できます。

| チャンネル・フェーダー数 | 24 | ||||
|---|---|---|---|---|---|
| 処理可能チャンネル数※ | 80 | ||||
| 入出力端子 | マイク/ライン入力(XLR) | 24 | |||
| マイク/ライン入力 (XLRと標準フォーン(3P)対応の 複合型端子) | 8 | ||||
| ライン出力(XLR) | 16 | ||||
| デジタル出力(AES/EBU、XLR) | 1(2ch) | ||||
| MADI(RJ45) | 1 | ||||
| USB | サーフェイス | 2(電源供給用1、データ用1) | |||
| 背面 | 1(マルチトラックの録音/再生用) | ||||
| ワードクロック(BNC、75Ω) | 1 | ||||
| HiQnet | 1 | ||||
| バス | L/R/Cバス | 各1 | |||
| AUXバス | 14(8モノラル+6モノラルまたは 6ステレオ切替) | ||||
| マトリクスバス | 4(4モノラルまたは4ステレオ切替) | ||||
| FXバス | 4 | ||||
| 音響性能 | 周波数特性 | 20Hz~20kHz(マイク/ライン入力~ ライン出力、±1.5dB) | |||
| THD | 0.01%以下@1kHz(マイク感度−30dBu) | ||||
| インピーダンス | マイク入力 | 3kΩ | |||
| ライン入力 | 10kΩ | ||||
| ライン出力 | 150Ω(アンバランス)、75Ω(アンバランス) | ||||
| 最大信号レベル | マイク入力 | +22dBu | |||
| ライン入力 | +22dBu | ||||
| バス出力 | +21.5dBu | ||||
| 同相信号除去比 | −80dBu@1kHz(マイク/ライン入力、ゲイン最大) | ||||
| マイク等価入力ノイズ | −126dBu(ゲイン最大、150Ωソース) | ||||
| ハイパスフィルター | 40Hz~1kHz | ||||
| パラメトリックEQ | 高域 | 22Hz~20kHz、±15dB、Q=0.3~6.0、 ピーキング/シェルビング切替 | |||
| 中高域 | 22Hz~20kHz、±15dB、Q=0.3~6.0 | ||||
| 中低域 | 22Hz~20kHz、±15dB、Q=0.3~6.0 | ||||
| 低域 | 22Hz~20kHz、±15dB、Q=0.3~6.0、 ピーキング/シェルビング切替 | ||||
| オシレーター | サイン波(20Hz~20kHz)/ ピンクノイズ | ||||
| AD-DA変換 | 24bit、48kHz | ||||
| 内部処理 | 40bit浮動小数点演算 | ||||
| レイテンシー | 0.8ms以下(マイク/ライン入力~ ライン出力) | ||||
| 電源 | AC100V、50/60Hz | ||||
| 消費電力 | 130W | ||||
| 寸法(W×H×D)(除突起部) | 751×148×496mm | ||||
| 質量 | 17kg | ||||
※32マイク/ライン入力に加えて、4FXリターンを8chとカウントした場合の合計値。