株式会社フジテレビジョン 様 V9スタジオ
24時間稼動の報道スタジオに
信頼性の高いCALREC“APOLLO”を導入。
2011年1月運用開始
報道番組専用の「V9スタジオ」
信頼性・操作性・コンパクト
V5/V1/V6スタジオに続き、CALRECのデジタルコンソールとしては4台目となる“APOLLO”。技術局制作技術センター報道技術部の鹿又健一さんにお話をうかがいました。
「報道スタジオということもありデジタルは怖いなと思いましたが、CALRECのリダンダントシステムはしっかりしたコンセプトを持っているという印象を以前から持っていました。実際、DSPも含めた二重化をオプションでなく標準仕様にしています。最上位機種のAPOLLOになるとロータリーエンコーダーが6つに増えたことも、生放送を扱う上でメリットでした。また、 2m ほどのスペースでフェーダーを48本絶対に確保したい、という明確な要求もありました。」
APOLLOは、クラス最高水準のリダンダントシステムを搭載しており、フェーダー幅を少し狭くしているため、1,748mmというコンパクトさで48フェーダーを収納。限られたスペースに余裕が生まれました。
フェーダー48本の内訳をお聞きしました。24本はマイク系で、各番組の出演者用ピンマイク、ブームマイク、アナブース、報道センターマイクなどとなります。残る24本はライン系で、送出サーバが6系統12本(LRを分けているため)、中継が10本、電話が2本となります。他にもSE機器や映像機器等ありますが、これらは瞬時に操作できるレイヤーBにアサインすることで対応されています。
「音質で気になるところは全くありません。もともと評判のいい卓でしたし、安心して使っています。メーターをここまで多くレイアウトできていると、見たい情報がすぐわかりますし、設計コンセプトが変わっていないので操作しやすい。AUXのアッテネーターを長押しすると、ユニティゲインに戻る機能も便利ですね。」と音質・操作性についても高い評価をいただきました。
主要な納入機材
機材 | ブランド名 | 製品名 |
---|---|---|
デジタルミキシングコンソール | CALREC | APOLLO |
デジタルマルチプロセッサー | BSS AUDIO | BLU-160 |
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