Vi5000 Vi7000
全てが進化した、Vi Seriesの次世代モデル。 |
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世界中のライブシーンで活躍するVi Seriesの、信号処理能力、音響調整機能、操作性の全てが大幅に進化。
オペレーターの感性を最大限に引き出します。
Surface、Local Rack、Stage Boxの3ピース構成で、チャンネルフェーダー数の異なる2つのモデルを用意しました。
オペレーターの感性を最大限に引き出します。
Surface、Local Rack、Stage Boxの3ピース構成で、チャンネルフェーダー数の異なる2つのモデルを用意しました。
デジタル・ミキサー Vi5000オープンプライス
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デジタル・ミキサー Vi7000オープンプライス
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最新のLocal Rackにより膨大な数の信号を自在に制御。
- 信号処理の心臓部となるLocal Rackは、極めて処理能力の高い高性能DSPカードを複数枚搭載し、最大128chもの信号を同時に処理できます。多くの信号をミックスしても軽快に動作するため運用中にストレスを感じることはありません。DSPカードを追加すれば、40bit/96kHzのより高音質なデジタル・プロセッシングにも対応可能です。バス設定の自由度も高く32モノラルAUX/グループ・バスは32ステレオAUX/グループ・バスに、さらに32バスのうち16バスはモノラル/ステレオ・マトリクス・バスに切り替えができます。またLocal Rackは、MADIやDante、BLU link、CobraNetなどに対応した各種オプションカードを複数枚装着可能で、あらゆるオーディオ・ネットワークに直接接続できます。MADIカードを装着すれば、64マイク/ライン入力、32ライン出力のStandard Stage Boxを5台まで接続でき、最大384系統の信号を入出力できます。Local Rack~Stage Box間はCAT5/7ケーブルで最長100m、オプティカルインターフェースを使用すればマルチモードで最長1.5km、シングルモードで最長10kmまで延長可能です。
※40bit/96kHzのプロセッシング時、処理可能なチャンネル数は64chに減少します。
※オプションカードやStandard Stage Boxの詳細はこちら -
Local Rackと組み合わせて使用するActive Breakout Box
ラックに収められたLocal RackとActive Breakout Box
クオリティーの高いミキシングを可能にする強力な音響調整機能。
- 製造が完了した現在でも世界中で愛用されているBSS AUDIOの4バンド・パラメトリック・イコライザー「DPR-901Ⅱ」を精確にデジタル化して内蔵。各バンドに周波数可変のコンプレッサーとエキスパンダーを装備しており、極めて強力な音響調整機能を提供します。「DPR-901Ⅱ」は8系統搭載されており、チャンネルのインサートを介して利用可能です。また、4系統のLexicon PRO製高品位エフェクト・プロセッサーを装備しました。絶大な評価を得ているステレオリバーブ14種類を始め、ディレイ7種類、ピッチシフター8種類の、合計29種類を搭載しています。さらに、全てのバス出力にBSS AUDIOの1/3オクターブ、30バンド・グラフィックイコライザー「FCS-960」を装備。QはチャンネルごとにWide/Narrowの切り替えが可能で、用途に応じた最適なイコライジングが行えます。Universal Audioと共同で開発した「Realtime Rack」も接続可能で、多くのエンジニアから高い評価を得ているUADプラグインをスナップショットと連動させてコントロールできます。
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Realtime Rack
DPR-901Ⅱ
DPR-901Ⅱの操作画面
大規模SRでもミックスに集中できる極めて優れた操作性。
ビストニクス・タッチスクリーン
- サーフェイスに複数配置された大型ディスプレイには、16個のロータリーエンコーダーやスイッチを一体化したビストニクス・タッチスクリーンを採用しています。スクリーン上部には、様々な信号処理機能の現在の設定状態が一覧で表示されます。調整したい機能にタッチすると、下部のロータリーエンコーダーやスイッチがその機能のコントロールセクションに切り替わり、背面のグラフィックも割り当てられた機能に合わせて見やすく変化。各信号処理機能が、専用のエンコーダーやスイッチを備えた高性能プロセッサーのように操作できるため、極めて直感的なコントロールが可能です。また、スクリーン内で信号処理機能の全ての操作が完結できるため、視点を大きく動かす必要がなくミキシングに集中できます。精巧な3Dグラフィックの表示は滑らかな動きで見やすく、機能ごとに色分けされているため操作ミスも防ぐことができます。
フェーダーグロウ・システム
- 多くの信号を扱うデジタル・ミキサーでは、レイヤーによってフェーダーの機能を切り替える必要があり、操作ミスが発生する原因となっていました。Vi5000、Vi7000では、フェーダーの機能に応じて、フェーダー内部のLEDの色が変化するフェーダーグロウ・システムを採用。割り当てられている機能が一目で確認できるため、正確なオペレートが可能です。フェーダーの溝全体が鮮やかに光るため、暗い会場でも迷わず操作できます。
専用ロータリーエンコーダー
- 常時表示しておきたいチャンネル/バスのゲインやゲートのスレッショルド、パンの設定状態は、各フェーダーの上部にある専用のロータリーエンコーダーで常に確認できます。チャンネル/バスの設定状態を一覧で確認でき、比較しながら調整できるため、バランスの取れたミキシングが素早く簡単に行えます。
コピー/ペースト機能、ライブラリー機能
- オーディオ・パラメーターのコピー/ペースト機能を搭載。コピーする項目は個別にON/OFFが可能で、直前のコピーはボタン一つで元に戻すこともできます。各機能の設定を個別に保存/再現できるライブラリー機能も備えており、セットアップの時間が大幅に短縮できます。
コピー/ペースト画面
ライブラリー画面
iPad用アプリケーション「ViSi Remote」、PC用オフライン・ソフトウェア「Virtual Vi」
- Vi5000、Vi7000をワイヤレスで制御するためのiPad用アプリケーション「ViSi Remote」に対応。ステージや客席などで、実際の音を聞きながら様々な項目を遠隔操作できます。各種設定やショーデータの編集をWindows PC上で行えるオフライン・ソフトウェア「Virtual Vi」にも対応しています。
ViSi Remote
Virtual Vi
Shure/SENNHEISE
R製ワイヤレスのモニター機能
オートミキシング機能
- フェーダーを操作することなく、複数のマイクロホンのレベルを自動的に制御するオートミキシング(vMIX)機能が利用可能です。高精度なアルゴリズムで、トータルのゲインを一定に保ちながら、優先度や発言の状況に応じて個々のマイクロホンのゲインを自動でコントロール。複数の話者が同時に話す、会議やパネルディスカッション、ライブのMCでも、ノイズやハウリングを抑えたクリアな音質を保ちます。
ミラーリング機能
- 「Virtual Vi」をインストールしたPCと接続することで、Vi5000、Vi7000に不具合が起きて制御不能になってもPCから操作できます※1。万が一のトラブルにも安心です。また、「Virtual Vi」をインストールしたPCや他のVi Series※2を、拡張用のミキサーとして使用することも可能です。より多くのチャンネルを一度に展示・制御できるため、操作性が大幅に向上します。
※1 ミキサー自体のDSPが制御不能になった場合は操作できません。
※2 操作できる機種に制限があります。詳しくはお問い合わせください。
Surface | ||
Vi5000 | Vi7000 | |
電源 | AC100V、50/60Hz | AC100V、50/60Hz |
寸法(W×H×D) | 1437×325×730mm(除突起部) | 1732×325×730mm(除突起部) |
質量 | 55kg | 58kg |
Local Rack | Active Breakout Box | Standard Stage Box | |
電源 | AC100V、50/60Hz | AC100V、50/60Hz | AC100V、50/60Hz |
寸法(W×H×D) | 483×399×424mm(除突起部) | 482×177×149mm(除突起部) | 483×399×424mm(除突起部) |
質量 | 25kg | 4.4kg | 13kg |
チャンネル・フェーダー数 | Vi5000:36 (chフェーダーは最大32) |
Vi7000:44 (chフェーダーは最大40) |
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処理可能チャンネル数 | 128ch※1 | |||
入出力 端子 |
Surface | MIDI IN/OUT | IN:1、OUT:2 | |
HiQnet | 1 | |||
USB | 2 | |||
トークバック・マイク入力 | 1 | |||
DVI出力 | 1 | |||
Local Rack | カード構成により異なる。 | |||
Active Breakout Box |
ライン入力(XLR) | 16 | ||
マイク入力(XLR) | 3 | |||
デジタル入力(AES/EBU、XLR) | 8(16ch) | |||
ライン出力(XLR) | 16 | |||
デジタル出力(AES/EBU、XLR) | 8(16ch) | |||
LRCモニター出力(XLR) | 各1 | |||
LRモニター出力(XLR) | 各1 | |||
Standard Stage Box |
マイク/ライン入力(XLR) | 64 | ||
ライン出力(XLR) | 32 | |||
GPIO(D-Sub25ピン) | 各1 | |||
バス | LRCバス | 各1 | ||
AUX/グループ/マトリクス・バス | 32(32モノラル/ステレオ切替) ※AUXバスとグループ・バスは自由に切り替え可能。 ※16バスは16モノラル/ステレオ・マトリクス・バスに切り替え可能。 |
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音響 性能 |
周波数特性 | Stage Boxマイク入力~ ライン出力 |
20Hz~20kHz(+0/-1dB) | |
Breakout Boxデジタル入力~ デジタル出力 |
20Hz~20kHz(+0/-0.2dB) | |||
THD+N | Stage Boxマイク入力(ゲイン最小)~ Breakout Boxライン出力 |
0.003%以下@1kHz(22Hz~22kHz) | ||
Stage Boxマイク入力(ゲイン最大) ~Breakout Boxライン出力 |
0.020%以下@1kHz(22Hz~22kHz) | |||
Breakout Boxライン入力~ ライン出力 |
0.003%以下@1kHz(22Hz~22kHz) | |||
インピーダンス | マイク入力 | 2.7kΩ | ||
ライン入力 | 10kΩ以上 | |||
ライン出力 | 75Ω以下 | |||
最大信号レベル | マイク入力 | +28dBu | ||
ライン入力 | +22dBu | |||
ライン出力 | +22dBu | |||
定格レベル | +4dBu(-18dBFS) | |||
同相信号除去比 | 80dB@1kHz(Stage Boxマイク入力) | |||
残留ノイズ | -91dBu (Stage Boxライン出力、入力なし、フェーダー0dB) |
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マイク等価入力ノイズ | -126dBu以下 (22Hz~22kHz、アンウェイト、150Ωソース) |
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フィルター | Stage Boxハイパスフィルター | 80Hz、12dB/oct | ||
チャンネル・ハイパスフィルター | 20~600Hz、18dB/oct | |||
チャンネル・ローパスフィルター | 1~20kHz、18dB/oct | |||
パラメトリック イコライザー (入力、バス出力) |
高域 | 20Hz~20kHz、±18dB、Q=0.3~8.7、 ピーキング/シェルビング切替 |
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中高域 | 20Hz~20kHz、±18dB、Q=0.3~8.7 | |||
中低域 | 20Hz~20kHz、±18dB、Q=0.3~8.7 | |||
低域 | 20Hz~20kHz、±18dB、Q=0.3~8.7、 ピーキング/シェルビング切替 |
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オシレーター | サイン波(20Hz~20kHz)/ピンクノイズ/ホワイトノイズ | |||
AD-DA変換 | 40bit、48kHzまたは96kHz※2 | |||
内部処理 | 40bit浮動小数点演算 | |||
レイテンシー | 2ms以下@48kHz (Stage Boxマイク入力~Breakout Boxライン出力) |
※1 40bit/96kHzのプロセッシングに対応させた場合、処理可能なチャンネル数は64chに減少します。
※2 40bit/96kHzのプロセッシングに対応させるにはDSPカードを追加する必要があります。
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