

日本テレビ放送網株式会社様の本社である汐留の日本テレビタワーの中で、最大規模を誇るスタジオがS1 スタジオです。このたびの設備更新にあたり、CALREC の放送用デジタル・ミキシングコンソール「APOLLO」と「BRIO・36」が納入されました。
けんしん郡山文化センター様は、2000 席を超す大ホールと806 席の中ホールを擁し、展示室や集会室のほか会議室などを備えた多目的文化施設です。コンサートや式典等だけでなく、コンクール等の県大会から東北・全国レベルの催しまで、あらゆるニーズに対応しています。システムの入れ替えにあたり、DiGiCo のデジタル・ミキシング・コンソール「SD10」と「SD11i」をそれぞれ1 台ずつ、大ホールと中ホールに納入いただきました。
ブレックスアリーナ宇都宮は、プロバスケットボールリーグB.LEAGUEで活躍する「宇都宮ブレックス」の拠点で、試合開催時は大変な盛り上がりを見せます。競技場の他、武道場や会議室なども備えており、地元の人々の交流の場としても賑わっています。今回、B.LEAGUEの試合が開催される主競技場にJBL PROFESSIONALの小型ラインアレイ・スピーカー「VRX900 Series」と2-Wayフルレンジ・スピーカー「AM5212」、AMCRON(現CROWN)のパワーアンプ「DCi 4|1250」、そしてBSS AUDIOのプロセッサー「BLU-160」を導入いただきました。
2018年8月に、大手町駅直結の東京サンケイビルにオープンした俺のGrill&Bakery 大手町は、ステーキを中心としたレストラン“俺のGrill”と、高級ベーカリー・ショップ“俺のBakery”とを兼ね備えた店舗です。上質なステーキを高級店の3分の1の価格で味わえるうえ、ディナーや土日祝日のランチではジャズを中心としたプロミュージシャンによるライブ演奏も楽しめるとあって、連日人気を集めています。
Hi-NODE(ハイノード)は、日の出埠頭に今年8月にオープンした、飲食店を併設した船客待合所です。広い芝生広場を併設し、単なる港湾施設ではなく地域の憩いの場としての役割も担っています。“海辺と暮らしの新しい関係を築く新施設”というコンセプトを掲げ、都会でありながら自然に触れられる空間を実現しました。 「自然」を再現するため、音にも強いこだわりをもって設計されました。高い防塵・防滴性能に加え、塩害対策も施されたJBL PROFESSIONALの2-Way同軸フルレンジ・スピーカー「AWC129」×14基が、芝生広場を取り囲むように設置されています。スピーカーからは、虫の声、鳥の声、風の音といった自然の音がマルチチャンネルで再生され、まるで林の中にいるような錯覚を覚えます。また、季節ごとに、朝/昼/夜という3つの時間帯に合わせたソースを用意しているため、いつ来ても違う表情が楽しめるのも大きな魅力です。「AWC129」を採用いただいたご担当者様からは「同軸なので定位が明快で位置調整もしやすく、サラウンドに最適です。自然音の再生だけでなく、イベントでPAスピーカーとしても使う想定なので、しっかりとバランス良く鳴ってくれることを重視しました。また、音響スタッフが常駐しない商業施設なので、壊れにくいことも採用の大きな理由です。」とのコメントをいただきました。 また、音を制御するミキサーには、Soundcraftの「Ui24R」をご採用いただきました。Ui24RはiPadなどの携帯端末からワイヤレスで操作できるデジタル・ミキサーです。機材室に本体を設置しても操作は芝生広場から行えるため、実際の音を聴きながら調整が行えます。また、日頃の運営を音響機器に不慣れなスタッフが行うため、ミスが起きないように操作画面をカスタマイズできる点もご採用いただいたポイントでした。
名古屋市公会堂は、1930年に開館した大正~昭和初期の近代建築を代表する建物の一つです。2017年から改修工事を行い、今年4月1日にリニューアル・オープンを迎えました。改修工事の一環として、1,552席のキャパシティを備える“大ホール”にも先進的なサウンド・システムが導入されています。その大きな特長は、スピーカーの設備がホール音響(講演会やコンサートなどの音響)とシネマの両方に対応していることで、シネマについては5.1chのサラウンドもサポートしています。
1998年に神奈川県横浜市に誕生した日産スタジアム(横浜国際総合競技場)は、充実した設備と座席数約72,000席を誇る国内最大級のスタジアムです。Jリーグの横浜F・マリノスがホームとして使用するほか、スポーツやコンサート、イベントの会場として利用されており、2002 FIFAワールドカップでは決勝戦が行われました。
各種コンテンツの映像/音響制作を手がける「株式会社IMAGICA Lab.」様。都内事業所の一つ、五反田に位置する東京映像センターは、制作物の最終確認などを行う試写室を大小4部屋有しています。そのうちの第四試写室は30平方メートル程とコンパクトで、主にデジタルシネマ/DCPの品質管理が行われています。その第四試写室のスピーカー・システムを、スタジオ・モニター「7 Series」をはじめとするJBL PROFESSIONAL商品に一新していただきました。システムの構成は7.1chサラウンドで、フロントに708i Passiveを3本、サラウンドに705i Passiveを6本(サイド左右に各2本、バック左右に各1本)設置。サブウーファーには「AE Series」のASB6112を組み合わせ、CROWNのパワーアンプ「DCi Series Network」で駆動しています。最近の作品は低域に相当なエネルギーがあり、開設以来使用していたニアフィールド・スピーカーではウーファー・ユニットが飛んでしまうこともあったそうです。規定レベルよりも抑えて再生することで負担を軽減したものの、他の大きな試写室との音量差が問題となっていました。システム更新後は、音量差がまったく気にならなくなり、シネマ・スピーカーのダイナミックレンジに非常に近い印象を持たれたそうです。中でも705i Passiveは、5インチの低域ドライバーとは思えないほどの低域再生能力だと高い評価をいただきました。「サラウンドの解像感もとても高くなり、すべてが本当によく聴こえます。」と、大変ご満足をいただいています。
エナジードリンクで確固たる地位を確立しているRed Bull。そのRed Bull主催の都市型音楽フェス「レッドブル ミュージックフェスティバル」が、4月8~20日まで、都内の各所で開催されました。その中でも一際注目を浴びたのが、東京 天王洲アイルの寺田倉庫で開催されたWarehouse Partyです。世界を舞台に活躍する女性アーティストが多数集結し、素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられました。その注目のクラブイベントに、JBL PROFESSIONAL“VTX V Series”のラインアレイ・スピーカー「VTX-V20」やサブウーファー「VTX-S25」が採用されました。“VTX V Series”はコンサートツアーでも活躍する最上位シリーズで、一般的なクラブでは体感できない濃密で迫力のあるサウンドを出力。上質なクラブミュージックを堪能できる一夜となりました。
新潟コンベンションセンターは、新潟市の中心部、信濃川の河口に2003年に開業しました。1万人収容の本格的な展示場や大小13の会議室を備え、日々多くのイベントが開催されています。その新潟コンベンションセンターのメインホールにJBL PROFESSIONALのパワード・コラムスピーカー「Intellivox」を計6本ご採用いただきました。メインホールは、1,133㎡の大空間で、会議やセミナー、立食パーティー、展示会など、多目的に使用されています。1つの大きな空間として利用することはもちろん2等分することもでき、催し物の規模に合わせた柔軟な使い方が可能です。部屋をつなげた時はIvx-DSX380 HDを2本、分割した時はIvx-DSX280 HDを2本ずつ、計4本使用します。Intellivoxの導入前は、フロント・スピーカーと76基の特注シーリングスピーカーを組み合わせたシステムでした。このシステムは、用途に応じた調整が必要で手間が掛かるうえ、調整しても明瞭度が改善されない場所があり、運用上の悩みの種となっていました。Intellivoxの導入後は、最前列から最後列まで場所による音量や音質の差がほぼなくなり、会場全体にクリアなスピーチを届けることができるようになりました。スタッフも「すごく音がよくなった」「聴こえやすい」と絶賛しているとのことです。さらに、ゲインだけ設定すればEQやディレイを調整する必要がなくなったので、運用の負担も劇的に減りました。
msb Tamachi(ムスブ田町)として開発が進んでいるJR田町駅東口エリアに、2018年冬、msb Tamachi 田町ステーションタワーSがオープンしました。下層階に商業ゾーンを持つオフィス主体の超高層ビルとして、この地域の新たなランドマークとなっています。1階に位置するのが、スーパーマーケットのライフ ムスブ田町店です。その店内に設けられたカフェスペースに、JBL PROFESSIONALの天井埋込用フルレンジ・スピーカー「Control 12C/T」とボックスタイプのフルレンジ・スピーカー「Control 23-1」、ミキサー内蔵パワーアンプ「CSMA 280」を導入いただきました。天井に設置したControl 12C/Tからはスペース全体にナチュラルなBGMを、部屋の四隅に設置したControl 23-1からはランダムに小鳥がさえずる音を流しています。自然な音質で心地良いBGMが流れる中、不意にクリアな小鳥のさえずりを響かせることで、まるで森の中にいるような空間を作り出しています。カフェスペースは予想以上の人気で、昼時は席の空きを待つお客様もいらっしゃるそうです。
アクト・ディヴァイス様は、音響や照明、公共ホールの管理業務を行っています。この度、デジタル・ミキシングコンソールにDiGiCo のSD10、スピーカーにJBL PROFESSIONAL のVTX-V Series を中心としたシステムを導入いただきました。
真宗大谷派高山別院光曜山照蓮寺は、京都の東本願寺を本山と仰ぐ真宗大谷派の高山別院です。開基は親鸞聖人の弟子嘉念坊善俊です。善俊は、後鳥羽上皇の孫とも皇子ともいわれ、関東から上洛途中だった親鸞聖人の門弟になったと伝えられています。白川郷に専修念仏の道場を構え正蓮寺と称したのが始まりです。1588年に現在地へ移り、長年に渡り地域の人々に親しまれてきました。荘厳な本堂と山門、手入れの行き届いた境内は観光名所としても有名です。本堂内部は横に広く奥行きもあるため、法話を多くの人々に均一の届けることが難しく、長年に渡って大きな課題となっていました。全体に音を届けようとすると大型のスピーカーを導入するか、沢山のスピーカーを設置しなければなりませんが、無骨なスピーカーは厳かな雰囲気には合いません。また、通常のスピーカーは必要のない場所にも音を放出してしまうため、反射音による明瞭度の低下も問題でした。そこでご採用いただいたのが、JBL PROFESSIONALのパワード・コラムスピーカーIntellivox「Ivx-DSX280HD」です。Intellivoxは、垂直方向の指向性をDSPで制御するコラム・スピーカーです。天井への音の放出を抑えることで、法話をクリアな音質で会場の隅々にまで届けることに成功しました。また、スリムなうえ垂直に設置できるため、設置する壁や柱と一体化してスピーカーの存在を感じさせません。「他のスピーカーでは場所によって聴こえ方にむらができていたが、場内のどこにいてもはっきりと同じように聴こえるようになった。」と大変ご満足をいただいています。
ベイエフエム様は、千葉県を主な放送地域とするFM 放送局。全部で5 つのスタジオを擁し、音楽やニュース、地域のイベントなどを日々発信しています。5 つのスタジオ中で最も大きくフラッグシップスタジオとされている第1 スタジオに、CALREC の「ARTEMIS Light」が納入されました。
静岡駅から徒歩3分という好立地に2018年4月にオープンしたライブ・イベントホール「LIVE ROXY SHIZUOKA(以下ROXY)」。600人規模のキャパシティーを誇るこのホールのメインスピーカーとしてCODA AUDIOのAPSが採用されました。高架下のホールであるがゆえの厳しい制約の中、圧倒的な音圧と解像度の高い音質に高い評価をいただきました。