各種コンテンツの映像/音響制作を手がける「株式会社IMAGICA Lab.」様。都内事業所の一つ、五反田に位置する東京映像センターは、制作物の最終確認などを行う試写室を大小4部屋有しています。そのうちの第四試写室は30平方メートル程とコンパクトで、主にデジタルシネマ/DCPの品質管理が行われています。その第四試写室のスピーカー・システムを、スタジオ・モニター「7 Series」をはじめとするJBL PROFESSIONAL商品に一新していただきました。システムの構成は7.1chサラウンドで、フロントに708i Passiveを3本、サラウンドに705i Passiveを6本(サイド左右に各2本、バック左右に各1本)設置。サブウーファーには「AE Series」のASB6112を組み合わせ、CROWNのパワーアンプ「DCi Series Network」で駆動しています。最近の作品は低域に相当なエネルギーがあり、開設以来使用していたニアフィールド・スピーカーではウーファー・ユニットが飛んでしまうこともあったそうです。規定レベルよりも抑えて再生することで負担を軽減したものの、他の大きな試写室との音量差が問題となっていました。システム更新後は、音量差がまったく気にならなくなり、シネマ・スピーカーのダイナミックレンジに非常に近い印象を持たれたそうです。中でも705i Passiveは、5インチの低域ドライバーとは思えないほどの低域再生能力だと高い評価をいただきました。「サラウンドの解像感もとても高くなり、すべてが本当によく聴こえます。」と、大変ご満足をいただいています。
エナジードリンクで確固たる地位を確立しているRed Bull。そのRed Bull主催の都市型音楽フェス「レッドブル ミュージックフェスティバル」が、4月8~20日まで、都内の各所で開催されました。その中でも一際注目を浴びたのが、東京 天王洲アイルの寺田倉庫で開催されたWarehouse Partyです。世界を舞台に活躍する女性アーティストが多数集結し、素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられました。その注目のクラブイベントに、JBL PROFESSIONAL“VTX V Series”のラインアレイ・スピーカー「VTX-V20」やサブウーファー「VTX-S25」が採用されました。“VTX V Series”はコンサートツアーでも活躍する最上位シリーズで、一般的なクラブでは体感できない濃密で迫力のあるサウンドを出力。上質なクラブミュージックを堪能できる一夜となりました。
新潟コンベンションセンターは、新潟市の中心部、信濃川の河口に2003年に開業しました。1万人収容の本格的な展示場や大小13の会議室を備え、日々多くのイベントが開催されています。その新潟コンベンションセンターのメインホールにJBL PROFESSIONALのパワード・コラムスピーカー「Intellivox」を計6本ご採用いただきました。メインホールは、1,133㎡の大空間で、会議やセミナー、立食パーティー、展示会など、多目的に使用されています。1つの大きな空間として利用することはもちろん2等分することもでき、催し物の規模に合わせた柔軟な使い方が可能です。部屋をつなげた時はIvx-DSX380 HDを2本、分割した時はIvx-DSX280 HDを2本ずつ、計4本使用します。Intellivoxの導入前は、フロント・スピーカーと76基の特注シーリングスピーカーを組み合わせたシステムでした。このシステムは、用途に応じた調整が必要で手間が掛かるうえ、調整しても明瞭度が改善されない場所があり、運用上の悩みの種となっていました。Intellivoxの導入後は、最前列から最後列まで場所による音量や音質の差がほぼなくなり、会場全体にクリアなスピーチを届けることができるようになりました。スタッフも「すごく音がよくなった」「聴こえやすい」と絶賛しているとのことです。さらに、ゲインだけ設定すればEQやディレイを調整する必要がなくなったので、運用の負担も劇的に減りました。
msb Tamachi(ムスブ田町)として開発が進んでいるJR田町駅東口エリアに、2018年冬、msb Tamachi 田町ステーションタワーSがオープンしました。下層階に商業ゾーンを持つオフィス主体の超高層ビルとして、この地域の新たなランドマークとなっています。1階に位置するのが、スーパーマーケットのライフ ムスブ田町店です。その店内に設けられたカフェスペースに、JBL PROFESSIONALの天井埋込用フルレンジ・スピーカー「Control 12C/T」とボックスタイプのフルレンジ・スピーカー「Control 23-1」、ミキサー内蔵パワーアンプ「CSMA 280」を導入いただきました。天井に設置したControl 12C/Tからはスペース全体にナチュラルなBGMを、部屋の四隅に設置したControl 23-1からはランダムに小鳥がさえずる音を流しています。自然な音質で心地良いBGMが流れる中、不意にクリアな小鳥のさえずりを響かせることで、まるで森の中にいるような空間を作り出しています。カフェスペースは予想以上の人気で、昼時は席の空きを待つお客様もいらっしゃるそうです。
アクト・ディヴァイス様は、音響や照明、公共ホールの管理業務を行っています。この度、デジタル・ミキシングコンソールにDiGiCo のSD10、スピーカーにJBL PROFESSIONAL のVTX-V Series を中心としたシステムを導入いただきました。
真宗大谷派高山別院光曜山照蓮寺は、京都の東本願寺を本山と仰ぐ真宗大谷派の高山別院です。開基は親鸞聖人の弟子嘉念坊善俊です。善俊は、後鳥羽上皇の孫とも皇子ともいわれ、関東から上洛途中だった親鸞聖人の門弟になったと伝えられています。白川郷に専修念仏の道場を構え正蓮寺と称したのが始まりです。1588年に現在地へ移り、長年に渡り地域の人々に親しまれてきました。荘厳な本堂と山門、手入れの行き届いた境内は観光名所としても有名です。本堂内部は横に広く奥行きもあるため、法話を多くの人々に均一の届けることが難しく、長年に渡って大きな課題となっていました。全体に音を届けようとすると大型のスピーカーを導入するか、沢山のスピーカーを設置しなければなりませんが、無骨なスピーカーは厳かな雰囲気には合いません。また、通常のスピーカーは必要のない場所にも音を放出してしまうため、反射音による明瞭度の低下も問題でした。そこでご採用いただいたのが、JBL PROFESSIONALのパワード・コラムスピーカーIntellivox「Ivx-DSX280HD」です。Intellivoxは、垂直方向の指向性をDSPで制御するコラム・スピーカーです。天井への音の放出を抑えることで、法話をクリアな音質で会場の隅々にまで届けることに成功しました。また、スリムなうえ垂直に設置できるため、設置する壁や柱と一体化してスピーカーの存在を感じさせません。「他のスピーカーでは場所によって聴こえ方にむらができていたが、場内のどこにいてもはっきりと同じように聴こえるようになった。」と大変ご満足をいただいています。
ベイエフエム様は、千葉県を主な放送地域とするFM 放送局。全部で5 つのスタジオを擁し、音楽やニュース、地域のイベントなどを日々発信しています。5 つのスタジオ中で最も大きくフラッグシップスタジオとされている第1 スタジオに、CALREC の「ARTEMIS Light」が納入されました。
静岡駅から徒歩3分という好立地に2018年4月にオープンしたライブ・イベントホール「LIVE ROXY SHIZUOKA(以下ROXY)」。600人規模のキャパシティーを誇るこのホールのメインスピーカーとしてCODA AUDIOのAPSが採用されました。高架下のホールであるがゆえの厳しい制約の中、圧倒的な音圧と解像度の高い音質に高い評価をいただきました。
2018年7月にオープンしたROCK EAT AKASAKAは、赤坂駅から徒歩1分の好立地にあり、生バンドの演奏を聴きながら食事とお酒が楽しめる大人の空間です。 この度、メインスピーカーにJBL PROFESSIONAL 「PRX815W Powered」、ステージモニターにJBL PROFESSIONAL 「EON610」、ミキサーにSoundcraft 「Signature 16」、バスドラムのマイクにAKG 「D12VR」をご採用いただきました。 防音性に優れた地下に店舗があり、演奏はロックが多いので、パワーに余裕がある15インチのスピーカーを選択しています。「PRX815W Poweredの音を聴いた瞬間に良いなと思いました。来店するお客さんからも「音が良いね」と言われます。」とのコメントをいただきました。他の機器についても「Signature 16は扱いやすく、内蔵のLexicon製エフェクターも掛かり具合が自然です。それにキックに立てたD12VRが低音をしっかり拾ってくれるので演奏が盛り上がりますね。」と、高い評価をいただいています。
「帝劇」の通称で親しまれる帝国劇場様は、『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』など海外からのミュージカル作品も多数上演される名劇場。一流の俳優と演出家による公演が日夜行われています。このたび、ステージのミキシングコンソールにDiGiCoのSD10Tが導入されました。「T」のつくモデルは、プレイヤー設定やマトリクスノードディレイなど、劇場や演劇に特化した機能を持たせたシアターバージョンで、選定の際の必須項目となりました。また、初導入となった32bit AD/DAコンバーター搭載のI/Oカードにも高い評価をいただきました。
築地に代わる新市場のオープンなど、現在も大規模な開発が進められている江東区の豊洲。運河沿いに位置する豊洲めぐみこども園は、人口が激増する同地区の幼児教育を担う、重要な役割を果たしています。 豊洲めぐみこども園では、運動会を近隣の小学校を借りて行っているのですが、以前使っていたスピーカーでは「音が聞こえにくい」という問題がありました。しかし、専任のオペレーターがいるわけではないので、難しい機器は使いこなせないとのことです。 そこで今回、定評あるJBL PROFESSIONALのパワード・スピーカーと組み合わせるための、新たなPAシステムをご提案しました。接続や操作を極力簡単にするために、AKGのワイヤレスマイク「WMS40 PRO MINI2 VOCAL SET DUAL」、CDプレイヤー、JBL PROFESSIONALのミキサー「CSM 28」を1つに収めたラックを作成。背面の端子にパワード・スピーカーを接続するだけで使用できます。パワーアンプを内蔵していないため、組み合わせるパワード・スピーカーによって様々な規模の会場や用途に対応できるのも大きな特長です。今回は、JBL PROFESSIONALの充電式ポータブルPAシステム「EON ONE PRO」×2台と合わせて導入いただきました。 実際に運用されたスタッフの方からは、「設置や接続、操作の簡単さは以前のシステムと変わらないのに音が良くなった。」「以前はこもって聞き取りにくかった音が、はっきりと聞こえるようになった。」との声をいただきました。さらに、充電式でパワーアンプを内蔵している「EON ONE PRO」は単体でも使えるため、園内での運動会の練習や盆踊り、遠足などでも活躍しそうです。
今年の春にオープンした“東京ミッドタウン日比谷”3階の、日比谷公園を望む眺望抜群のエリアにお店を構える「Billboard cafe & dining」。世界標準のクラブ&レストラン「Billboard Live」がプロデュースした音響空間で上質な音楽を聴きながら、美味しい食事や飲み物を楽しめるお店として連日賑わっています。 「Billboard cafe & dining」は上質な音楽が聴けるカフェ&ダイニングでありながら、DJやトークイベントはもちろんライブまで楽しめる、音楽ファンにはたまらない空間です。メイン・スピーカーにはJBL PROFESSIONALのパワード・スピーカー「EON612」を天吊りで、パワード・サブウーファーの「EON618S」を床置きで設置。通常営業時は高品位なBGMを、ライブ時は迫力のサウンドを出力します。その他、客席の配置に応じて、パワード・スピーカー「EON610」や天井埋込型スピーカー「Control 26C」を設置するなど、細部にまでこだわった設計になっています。またミキサーには、iPad等の携帯端末からワイヤレスでコントロールできる、Soundcraftの「Ui24R」をご採用いただきました。“本体をバックヤードに置いたままで制御できること”“イベントによってオペレートする場所を自由に変えられること”が決め手になったとのことです。さらに、BSS AUDIOのシグナルプロセッサー「BLU-160」「BLU-120」を使って、通常営業時とライブ時の設定を簡単に切り替えることができるようになっており、運用面での負担軽減も図られています。
歴史的遺産を活かした町づくりで人気を呼んでいる、長野県の小布施町(おぶせまち)。その小布施町に2018年4月にオープンした、「寄り付き料理 蔵部」は、酒蔵を改装した趣のある雰囲気と、地場の食材の旨みを活かした料理、丁寧な接客による心温まるサービスで、予約の取りにくい人気店となっています。蔵部は長野や東京で多くの飲食店を手掛ける「株式会社フォンス」が運営しています。「フォンス」は、いつもより少し良い環境、少し良い食事、少し良い音を体験してもらいたいとの思いから、“手の届く贅沢”をお店のコンセプトに掲げています。一般の飲食店ではおざなりになりがちなBGMにも強いこだわりがあり、代表取締役社長の小山氏自ら音響設備や流す曲を選ばれているとのことです。蔵部では、JBLのリファレンス・スタジオモニター「M2」を採用いただきました。導入後、小山氏からは、「M2は“ 手の届く贅沢”というコンセプトからすると想定以上ですが、ボリュームを上げなくても聴いていて気持ち良い。その点ではすごく良かったと思っています。」とのお言葉をいただきました。JBLならではの芯のあるサウンドと高解像度の音源も鳴らしきる高い再生能力に満足されているようです。カウンター席など、その他のエリアには「Control 65P/T」が設置されています。天吊り型なので、立派な梁のある吹き抜けの空間によくなじみます。指向角も広く、1本で広範囲をカバーできるのも特徴です。
東京バプテスト教会はキリスト教プロテスタントの教会です。週末に行われる礼拝には、毎回たくさんの人々が集まります。格式ばらないカジュアルな雰囲気を大切にしており、メッセージやゴスペルを通してキリスト教や聖書、文化、英語についても学ぶことができるとのことです。 この代官山の教会では、これまで80年代頃の古いスピーカーを使用していました。音の抜けが悪く不明瞭だったので、メッセージが聞き取りにくかったり音割れしてしまうことがあったそうです。そこで今回スピーカーを一新することになり、JBL PROFESSIONALのVRX900 Seriesを導入していただきました。 「スピーカーを選択する際、既にブランドはJBLと決めていました。北米では絶大な支持を得ていて、製品に対する信頼があるので安心して採用できました。導入後、音の細部まで違いが分かるようになったので、同じ内容の礼拝でも時間帯や来場する方の層に合わせて細かく音響調整をしています。VRX900 Seriesの音質は素晴らしく、多くの人から音が良くなったと言われるようになりました。」とご満足いただいているようです。
2018年春に、「専門学校ESPエンタテインメント福岡」が開校しました。世界的ギターメーカー「ESP」を中心とする総合エンタテインメント企業「ESPグループ」が母体となっている、「学校法人イーエスピー学園」の福岡校です。「学校法人イーエスピー学園」は、30年以上の歴史の中で、第一線で活躍するアーティストやエンジニアを多数輩出し続けており、今回の開校で九州エリアの音楽シーンのさらなる活性化が期待されています。 「プロが使う一流の機材で学んでもらいたい」という考えの元、学内ライブホールには最先端かつ最高峰の機材が数多く導入されました。メインスピーカーには、多くのライブ会場で活躍する、JBL PROFESSIONALの最上位ラインアレイ「VTX Series」の「VTX-V20」をフライング。サブウーファーは同じく「VTX Series」の「VTX-S25」を床置きで設置しています。さらに、ステージモニターには「VTX-M20」や「STX812M」を、フィルには「SRX835 Passive」や「SRX818S Passive」を導入するなど、実際のプロの現場で活躍する高品位なスピーカーばかりを揃えています。また、ワイヤレス・システムにはShureの最新機種「AXT DIGITAL AD Series」を、FOHミキサーにはDiGiCoの最上位モデル「SD7」を導入するなど、音の入口から出口までこだわり抜いた仕様です。 プロの機材が織りなす迫力のサウンドに、生徒さんも驚かれているようです。